サンティアゴ巡礼:25日目(後半8日目)
オスピタル・デ・オルビゴからアストルガ18.4キロ
アルベルゲの朝は早い。5時頃から出発の準備が始まります。寝袋をしまい、荷物をザックに詰め、ガサゴソ・・・。5時半には出掛けて行く人も。いったい何処まで歩くのだろう。1日30キロなんて人は結構います。中には40、50キロ歩くクレイジーな人も!
私はアルベルゲで7時からの朝食を頂き
7時半出発します。
今朝は10度。暖かいですね。
3キロほどで次の村へ。
村のおじさんが何やら私を呼んでいる。
オールドファッションドーナツのようなお菓子でおもてなししてくれました。かなり美味しい。嬉しい。
程なくしてまた次の村
丘を登ると
ちょっと怖い。
今日は薄曇りだったので、多少のアップダウンも、気持ち良く歩けます。
先へ進むと、
ドネーションのおもてなしスポット。
この黄色い花とても良い香り。
丘の上の十字架。遠くにアストルガの街が見えてきました。
ギター片手にペリグリーノを応援してくれるおじさん。
渇きを癒す人。
私もコーラで渇きを癒す。
橋を越えると、5日前に会ったアメリカのおばさま達と再会!
アストルガに到着
カテドラル
見学します。ペリグリーノ割引で3.5€
荘厳な雰囲気。美しい。
カテドラルを出ると、
レオンで楽しい夜を共に過ごしたコリアンの2人と再会!2人はまだ先まで進むらしい。
2人と別れて、
ガウディ建築のアストルガ司教館へ。4.5€
カタルーニャ以外でガウディが手掛けた数少ない建築物。まるでおとぎ話のお城のような建物に、教会側が反発し、ガウディと意見が対立。ガウディは途中で建築から手を引いてしまったようです。
キレイなのにね。
中は博物館になっています。
本日のお宿。
ちょっぴりゴージャス!風邪気味で咳が出るので、1人でゆっくり休みます。
シャワーの後お洗濯してランチも取らないで眠っていました。ディナーはペリグリーノメニュー。
パスタ
プリン
美味しかった〜、でも食べすぎた〜。って言うか、飲み過ぎた!ワイン1本持って来られてもねぇ。
ほろ酔い気分でおやすみなさい。
アストルガ
「Posada Real Casa de Tepa」
71€
お部屋が広くてゴージャス。でもバスタブはない。伯爵の旧邸宅を改築したお宿。ナポレオンも滞在したらしい。よく整備されたパティオがあり、気持ち良く過ごす事ができる。
サンティアゴ巡礼:24日目(後半7日目)
バルベルデ・デ・ラ・ビルヘンからオスピタル・デ・オルビゴ21.3キロ
アットホームなアルベルゲをあとに、7時40分スタート。
今日のコウノトリ。
気温は6度。でも、暖かくなりそうです。
車がビュンビュン通る主要道路沿いが続くので、あまり楽しくない道です。
カフェがある・・・と思ったら、まだ開いていなかった。
つまらない道が続くけれど、
こんな草むらの中に、かわいい野ウサギや、キウィフルーツのような野ネズミがたくさんいます。すぐに隠れてしまうので、なかなか写真は撮れません。
今日の行程の中間にある街。
公園の高い所からこんな人が見ていた。
サンティアゴまで300キロ切った。
昨日お宿が一緒だったノルウエーのお母さんと合流。
カフェで休んで、一緒に歩きます。
日本にも四国巡礼があるよと紹介し、巡礼の白装束を見せると、「面白いね。空手や柔道の道着みたいだね」と言っていた。
12時半過ぎに今日のステイ先、オスピタル・デ・オルビゴに到着。
本日のアルベルゲ。
とってもキレイでベッドの下には鍵付きの収納がある。しかも、私のベッドの上段はマットレスが設置してなかったので、誰も使わない。あぁ、気兼ねなく使えるわ〜。
近くのレストランでランチ。
ミックスサラダ・・・デカい。
パンで作られた、クレームブリュレみたいなデザート。もちもちで美味しかった。
なんだか少し喉がイガイガ。寒暖差にやられたかな?早く休もう。
オスピタル・デ・オルビゴ
「Casa de los Hidalgos」
12€朝食付き
サンティアゴ巡礼:23日目(後半6日目)
レオンからバルベルデ・デ・ラ・ビルヘン11.9キロ
今日はゆっくり8時40分に出発。子供を学校へ送っていくパパ、ママ、仕事に向かう人。レオンの朝が動いています。
足跡発見。目印です。
サンマルコス広場、レオンのパラドールがあるところ。泊まりたいなぁ。
橋を渡り、大都市レオンを後にします。
隣町のカフェで朝食。
歩きましょう。
誰か靴を捨てて行ったみたい。
着きました。今日の街。
お宿です。
シャワー浴びて、お洗濯干して、
リラックス!
リラックスしていたら、オスピタレイラがチーズのタパスをサービスしてくれました。
ここは広い芝生の庭があり、みんなのんびり過ごしています。
陽気なドイツのおじさま。
足湯ならぬ足プール。
今日の宿泊は9人だけ。ディナーはみんなで揃って頂きます。
パスタ
鳥のローストサラダ添え。
どちらも美味しかった。ワインもしっかりと頂きましたよ。
ディナーの後でお庭でオスピタレイラも一緒に記念撮影。
ここが私のベッド。
バルベルデ・テ・ラ・ビルヘン
「Albergue de Peregrinos La casa dei Camino」10€ ディナー10€ ランドリー3€
設備も良いし、お庭のハンモックがお気に入り。それより何より、オスピタレイラが最高です。ベストアルベルゲ!
サンティアゴ巡礼:22日目(後半5日目)
マンシージャ・デ・ラス・ムラスからレオン20キロ
7時40分出発、気温は3度。昨日ほどは寒くないです。
街を出て
黄色い矢印に導かれ歩きます。
連日の寒さで、雪でも積もったのかと勘違いする景色。これ、ポプラの木の綿毛です。
空中を綿毛がフワフワとたくさん飛んでいます。
次の街で朝食。
四日間ずっと同じ景色だったけれど、少しずつ変化が。
ガチョウが見ていた。
丘の上の街。久しぶり。
バラのキレイな家。
久々の登り。
登ったところに教会。
ここでかずえさんに再会。
たくさんの花を愛でつつ歩くと、
大きな街が見えてきました。レオンです。
懐かしのカテドラル。
2時のチェックインまでに
ホットショコラとチュロスで軽くランチ。
予約したホテルはカテドラルのすぐ隣でした。
チェックインしたけれど、トランスポートした荷物が届いていない。めっちゃ焦ったけれども、到着が遅れただけでした。3時半過ぎに届いたので、それからシャワーとお洗濯。ほっと一息ついたところで、かずえさんから、同じくカミーノ で知り合ったゆきこさんと一緒にディナーのお誘いが。
コリアンのヨグとマーも一緒に楽しいバル巡り。
とても楽しいディナーでした。
みんな明日はレオンの休日。
レオン
「Hostal Albany」
30€
カテドラルのすぐ隣。立地は最高です。バスタブがあり、小洒落たつくりで機能的。おススメです。
サンティアゴ巡礼:21日目(後半4日目)
ベルシアノス・デル・レアル・カミーノからマンシージャ・デ・ラス・ムラス26.8キロ
快適なお部屋で朝までぐっすり。ベッドの硬さと枕の感じが最高!
昨日は少ししか歩かなかったけど、今日は体調万全。7時に元気よく出発。
夜明け。今朝も2度。
しっかりと着込んで歩きます。
この四日間ずっと同じ様な道をただ真っ直ぐに歩いているので、野の花を愛でたり、鳥の声に耳を傾けたりすることが、安らぎだと気付かされる。
1時間半ほどでエル・ブルゴ・ラネロに到着。ホントは昨日ここまで来るつもりだった街。
後半初のトルティージャ。私が日本人だとわかると、カフェのお兄さんがあれ見てと指差す。
壁のメニュー黒板になぜか日本語のみの解説付き。
教会の屋根の上にはコウノトリの巣がよくあるけれど、コウノトリもいた。卵とか育てて居るのかな。
久々の林。
12時少し前にレリェゴスの街に。
コーラで休憩。
レリェゴスの出口に
今日のゴールまではあと約6キロ。頑張ろう。
お久しぶりの牛。すごいこっちを見てる。
ついに到着。
この2人もお疲れの様子。
今日のお宿はバルの二階のペンション。
早速シャワーを浴びて、お洗濯して干していたら、お隣の部屋の男性が。彼の名前はユッカ。私とほぼ同じ!名前で盛り上がっていると、お互い仕事を早期リタイアして、カミーノ巡礼に来たこと、年齢も1つ違いなど色々とアメージング。
元戦闘機のパイロット。凄い!
その後、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、フィンランド、日本の5人でお喋り。
アスパラガスとフルーツのサラダ。これ美味い!
野菜のパエリア。赤いのは酸味の効いたパプリカです。
ディナーはユッカと一緒に頂きました。
マンシージャ・デ・ラス・ムラス
「Las Delicias del Camino」
35€
小さなバスタブもあり、使い勝手が良い。お食事はバルだけあって美味い。ご主人は笑顔は無いけど良い人。
サンティアゴ巡礼:20日目(後半3日目)
サーグンからベルシアノス・デル・レアル・カミーノ10.2キロ
今日はゆっくり起きて、ドイツの男性と一緒にトーストとコーヒーで朝食。今朝も2度です。寒すぎる!
気温が上がっている事を期待して、8時半スタート。
サーグンの街の出口に教会が二軒。
サン・ティルソ教会
こちらはミュージアムみたい。
門です。街の出入口。
サーグンを後にして、
太陽の光さす木立ちを歩きます。寒いので太陽さま様!今日は喜んで暖かい日向を歩こう。
カミーノの標識。コースが2つ。私は左側を進みます。
次の街に着いたみたい。
教会。
街の入口にあるアルベルゲ。休憩でもしようと思い入って行くと、アジア系の女性が。もしかして…日本の方、かずえさん。写真撮り忘れた〜!
彼女、久々に日本語が喋れる〜!って言っていました。私と違い、英語ペラペラ。羨ましいなぁ。
ところでこのアルベルゲ、凄くキレイ!今日はまだ10キロしか歩いていないけれど、ここに泊まったら良い気がする…泊まります。
かずえさんは次の街まで行くので今日はお別れ。でも彼女とはLINEで繋がったので、また絶対会える。
予約はしてなかったけれど、何とか個室をゲットできました。
かずえさんとも仲良しのアメリカンのお二人と少し話して、また会おうねと。
私はお部屋でひと休みし、
ランチに、オムレツとハムのボカディージョ…デ、デカすぎ!カーニャのグラスがめっちゃ小さく見える。お夕飯までにお腹空くかしら。
大盛りサラダ
ポークソテーポテト添え
アイスクリーム…はい、しっかりと頂きました。
そうそう、なかなか夜にならないと思ったら、21時半でこれです。
世界は広い。
ベルシアノス・デル・レアル・カミーノ
「Albergue La Perala」
28€ 巡礼者用メニュー10€
設備が新しくとてもキレイ。スタッフ誰もが親切で感じが良い。お食事も美味しかった。
サンティアゴ巡礼:19日目(後半2日目)
カルザディリャ・デ・ラ・クルーザからサーグン22.5キロ
今朝は5時半ぐらいから周りが動き出しました。私は6時過ぎから準備して、7時少し前に宿を出ました。すぐ隣のカフェで朝食。
カフェコンレチェとカスタードたっぷりのタルト。美味しかったけれど、甘過ぎた〜。
しっかりと糖分を補給して、7時15分スタート。
今日の道のりはN-120という道路沿いの道を進みます。
小石の矢印
昨日は夕方から夜にかけて雨がパラパラとしていましたが今日は快晴。雨の心配はないけれど、気温が5、6度ぐらい。しかも風が強く吹いています。寒〜い。
風よけにジャケットのフードを被り、2つの村を通り越して、10時頃モラティノスという村に到着。
古墳の様な小山の周りにいくつもの入り口?がありました。古代ローマ時代にワインを醸造したり、それを貯蔵した施設の跡のようです。
遺跡の隣のカフェで休憩。
スーモ・デ・ナランハにパイのおまけが付いてきました。嬉しい。1.8€
カフェの外に
にゃんこ多いな。
春のお花に癒され
風に耐え
またお花に癒されてひたすら歩く。
そろそろ今日のゴールサーグン。その入り口に
遺跡?
この人もたどり着いたのかな。到着です。
サーグンの街は教会6つ?あります。その中から、
サン・ジャン教会
サン・ロレンツォ教会
どちらも中には入れませんでした。
今日のお宿は
お部屋は
予約していました。
ひとりで気兼ねなくシャワーを浴びよう!静かに眠ろう!
ディナーは
ブルーチーズたっぷりの美味しいピザとビール。ご馳走さまでした〜。
サーグン
「Los Balcones del Camino」
37€ 朝食付き
とにかくお部屋がかわいい。女子にウケそう。コンパクトだけれど機能的。1つ残念なのは、フェイスタオルが硬いこと。